1.何も言えなくて…夏
作詞:知久光康
作曲:中村耕一
綺麗な指してたんだね 知らなかったよ
となりにいつもいたなんて 信じられないのさ
こんなに素敵なレディが俺 待っててくれたのに
「どんな悩みでも打ち明けて」そう言ってくれたのに
時がいつか 二人をまた
初めて会った あの日のように導くのなら
二人して生きることの 意味をあきらめずに
語り合うこと 努めることを 誓うつもりさ
「私にはスタートだったの。あなたにはゴールでも」
涙浮かべた君の瞳に
何も言えなくて まだ愛してたから…
もう二度と会わない方が いいと言われた日
やっと解った事があるんだ 気づくのが遅いけど
世界中の悩み ひとりで背負ってたあの頃
俺の背中と話す君は 俺よりつらかったのさ
時がいつか 二人をまた
初めて会った あの日のように導くのなら
水のように 空気のように 意味を忘れずに
あたりまえの 愛などないと 心に刻もう
短い夏の終りを告げる 波の音しか聞こえない
もうこれ以上 苦しめないよ
背中にそっと「さよなら…」
2.その胸のヒーロー
作詞:知久光康
作曲:中村耕一
幼い頃 泣き虫だった覚えているかい?
悔し 涙忘れさせてくれたヒーローの事
目を閉じて 胸の奥探しに行くんだ
待っててくれるあの日のままのヒーロー
子供じみた夢だと笑うのかい
大人はどんな夢を見るOh Oh Oh
鏡に映った疲れた男の
その目に残る 光の奥に今も生きている
愛せる勇気も信じる力も
思い出させてくれるのさヒーロー
その胸には もういないのかい ヒーロー
信じても かまわない本当にいるって
憧れてたヒーローがどこかに きっと
目を閉じて 尋ねれば答えてくれるさ
“おまえになら出来るはずだよ”と
子供じみた夢はみないのかい
大人はどんな夢を見るOh Oh Oh
忘れなくていいあの頃の夢を
忘れた時が大人だなんてそんなわけはないさ
出来もしない事いつかは出来ると
信じさせてくれるのさヒーロー
その胸には もういないのかい ヒーロー
3.RELAX
作詞:知久光康
作曲:中村耕一
真夜中に窓辺に二人初めてだね
何を話せばいい?こんな時は
月明かり優しくて
膝を抱き星を見上げ
微笑んだね
何も言葉はない
壊さないでこの時間を
思い出すけれど涙も笑顔も
すれ違う度に二人が振り向いたことも
※一人みたいに RELAX
だけど二人
たまに見つめてみたくなる
そっと触れてみることさ
夢じゃないって
二人でいれば RELAX
心は自由
恋人みたいじゃないけど
“恋人は?”って聞かれたら
うなずくんだろう
月が笑ってる※
“覚えてる? あの頃の髪ポニーテールで”
なんて笑う時が来るのかなって
思ってたよあの頃
少しづつ気づかないほど心開いて
今は誰より俺のそばにいると思ってるよ
忘れないものさ嬉しかった言葉
涙を拭くたび二人が
確かめたことは
(※くり返し)
君も笑ってる
4.君にいて欲しい
作詞:知久光康
作曲:中村耕一
独りぼっちで震える心 抱きしめて眠る夜
OH俺も同じさだから わかるんだ君が
俺といるのがどんなことより 正しい事だなんて
OH言えないよ でも 君が心を離れない
やさしい言葉なら 言えるのに誰にでも
俺は何にも言ってやれなくて oh oh oh
でもいて 欲しいんだ ここにいて欲しいんだ
OH ここにあるんだ 求めるすべてはきっと
OH 目をそらさずに 俺を見て欲しいんだ
OH 気づいて欲しい 独りじゃないんだ 君は
枝を離れた木の葉のように 風に任せる明日
OH 手を伸ばすんだ とどくよ もう少しで
お伽話を信じてみても いつか悲しくなるって
OH 決めないでくれ 創るのさ俺達で
君が俺でもきっと諦めはしないだろう
誰にも君の代わりは 出来ない oh oh oh
二人でいたいんだ 何が起きてもずっと
oh ゛愛してる゛なんて ありふれた言葉だけど
oh いて欲しいんだ 二人で見つけたいんだ
oh ここにしかない 確かな君と俺を
5.200X年…公園
作詞:知久光康
作曲:中村耕一
2千何年かの 晴れた日曜の午後
誰もいない小さな公園に 俺はいる
ベンチに腰を下ろせば あの日の事がよみがえる
若い恋の終わりの ちぎれた言葉のかけら
あの頃話した未来に 君はたどり着けたのか
目の前の恋人より まだ見えない
未来を見てた俺
「忘れないよ」って言ったね 慰めにもならないね
涙が乾いた砂に落ちて とりとめもない未来に
それぞれの夢が揺れた 季節の終わりにいた俺達
待ち合わせならここより いいところ
あの頃でも あったと思うけど
このベンチが懐かしい
あの地下鉄の工事も いつの間にか
かたずいて 様になったこの街を
きっと君も知ってるね
小さな国の小さな街 でももう会わないだろう
もし気づかない俺を 見てるなら
出来るなら微笑んで
君は 「待ってる」って言ったね 「5年でも10年でも」
こんなにすぐだなんて思えなかった
とりとめもない未来に たどり着いて思い出す
季節の終わりにいた俺達
6.SHE SAID...
作詞:知久光康
作曲:中村耕一
いつもと同じ朝 隣にいるはずの君がいなくて
初めは何か急な用でもできたのかなって思ってた
そのうち声がするさ それともドアを開けて笑って
「もう起きてたの」なんてことになるはずさって思ってた
でも喧嘩をしてそのままのことや
初めて会った頃の口ぐせを なんとなく思い出してもいた
SHE SAID さよならなんて言わずに消えるわ
夢みたいに思い出だけ胸にしまって
心が冷める前に 貴方を嫌いになる前に
冷たい静かな朝 いくら探しても君はいなくて
夢中で探す理由を悔やんでた 祈りながら
やがて諦めて 手紙とか留守番電話にとか
なにか君が残した手がかりを探しながら
約束したのに守ってないことや 楽しみにしてたのに忘れてるプレゼント
いくつも思い出してた
SHE SAID さよならなんて言わずに消えるわ
夢みたいに思い出だけ胸にしまって
二人が冷える前に 心に冬が来る前に
取り残された朝 思いつくことはもう何もなくて
待つことしかできない辛さを知らされてた
初めてだよ 君は何もしなくていいと いつでも待っていてくれればいいと
そう信じていた それが男と女って思ってた
でも何かに自信が持てない時だけ
一緒に悩んで欲しい時だけ思い出すなんてわがままだね
SHE SAID 恋したこと忘れてから愛してると気づくのなら
はやく忘れて そして気づいて
愛してくれるきっと 貴方は貴方だけはきっと
7.STARGAZER
8.勝利者~WINNER~
9.タクシー・ドライバー
10.YUKI-ONNA~雪女~
作詞:知久光康
作曲:中村耕一
夜より密かに君
月より静かにまた
夢より遠くで呼ぶ
氷の炎に包まれて
夜空を舞い 雪を撤く
寂しいほど自由に
百万分の一秒の恋
突き刺すように
永遠に 変わることなく
綺麗なまま 閉じこめたい
抱きしめて 融かしてしまえば
今はダイヤの 涙が流れる
彩より総てを染め
闇よりも深く白く
肌より優しく触れ
痛みより強く胸を掴む
風を連れて 訪れる
悲しいほど自由に
百万年をたった一人で
待ってたように
永遠が 通り過ぎる夜
綺麗なまま 閉じこめよう
抱きしめて 砕いてしまえば
果てしないほど 悲しくなるから
夜空を舞い 雪を撤く
寂しいほど自由に
百万分の一秒の恋
突き刺すように
永遠に 変わることなく
綺麗なまま 閉じこめたい
抱きしめて 融かしてしまえば
今はダイヤの 涙が流れる
11.見つめていたい
作詞:知久光康
作曲:知久光康
もしこの恋が実るなら
もう何もいらないと言った
あの頃の二人
惜し気もなく与えあったのは
それぞれの未来
他に何もなかったね
約束するたび
嬉しくて俺たち何でも誓った
守れないことまで
わかってたんだね
どちらかいつかはそんな恋よりも
大切なものに出会うと
見つめていたい Oh
せめて最後まで
見つめていたい Oh
別れの瞬間(とき)まで
思い出はまだ綺麗に見える
笑ってる君が
まるで昨日のように
君のために棄てられるものが
いくつもあったと
俺 今は思うのに
約束できない
何一つ俺たち
未来を捧げる勇気はもう待てない
涙を拭ってあげたくなるけど
触れることさえ
ぎこちなく悲しいだけ
見つめていたい Oh
せめて最後まで
見つめていたい Oh
別れの瞬間(とき)まで
Oh Oh Oh-Oh
せめて最後まで
Oh Oh Oh-Oh
見つめていたい
Oh Oh Oh-Oh
せめて最後まで
Oh Oh Oh-Oh
見つめていたい
12.REASON~小さな君へ~
13.星が流れる夜
14.RELAY RUNNER
作詞:知久光康
作曲:中村耕一
グラフを見てたんだ
人間の数らしい
お前はどうやら
曲がり角に生まれた
お前が大人になるのは
グラフの外
プラスティックの車
テーブルにならべてる
ゴミにはするなよ
排ガスゼロのスーパーカー
お前が大人になっても
腐りもしない
覚悟を決めるのさ
どのみち未来はややこしい
好きも嫌いも
迷えないんだ
※お前の親父には
俺がなると決まってたのさ
俺に出来るのは
生きて見せること※
小さな生き物を
弄び傷つけて
どんなに泣いても
遅いことを俺は学んだ
お前も泣くだろう
他の命を踏みつけて
テレビを見てたんだ
善人達が集う
お前はどうやら
テレビでは学べない
お前に大人が 何を
教えるのか
覚悟を決めるのさ
俺が残す未来のことは
好きも嫌いも
迷えないんだ
(※くり返し)
15.心の鐘を叩いてくれ
作詞:MITSUYASU TOMOHISA
作曲:HIROSHI SUGITA
まるで無限の時間の中に
はじけて消える泡が俺なら
どれほど人を愛せるのだろう
たとえそれが誰か一人でも
心の鐘を叩いてくれ
胸の奥まで揺さぶるように
命はきっとそのためにある
生まれた意味を知るため
まだ見ぬ何か
その日のために
生きてゆくなら
なにも恐れはしない
明日のドアを
叩きつづける
忘れかけた夢にまた会うまで
コインを投げて決めた道に
あれこれ理由はひねったけれど
言葉は後からついてくるだろう
歩きつづけるのさ 俺は
まだ見ぬ何か
その日のために
生きてゆくなら
なにも迷いはしない
明日はきっと
そのためにある
なくしかけた夢にまた会うため
心の鐘を叩いてくれ
俺は涙を隠しはしない
涙はきっとそのためにある
生きている意味を知るため
まだ見ぬ何か
その日のために
生きてゆくなら
なにも恐れはしない
明日のドアを
叩きつづける
忘れかけた夢にまた会うまで
まだ見ぬ何か
その日のために
生きてゆくなら
なにも迷いはしない
明日はきっと
そのためにある
なくしかけた夢にまた会うため
まだ見ぬ何か
その日のために
生きてゆくなら
なにも恐れはしない
明日のドアを
叩きつづける
忘れかけた夢にまた会うまで
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